キ セ ノ ン C T 検 査 に つ い て
キセノンCTは、脳血流量を即手する検査法です。高齢化社会に
伴い脳血管障害の患者さんが急増しています。
MRIやCT等の形態的検査のみではわからない、脳の機能状態を知る為の検査です。脳血管障害はこの検査に最も適したものです。
検査方法
この検査では、キセノンガスを吸入しながら脳CTを行ないます。
30%濃度の キセノンガスを3分吸入し、3分排出します。この過程で脳内キセノンガスの 濃度変化を、CTで1分ごとに測定します。
また、吸気および吸気中のキセノンガス濃度変化も別の装置で測定します。更に抹梢血の採血により、
ヘマトクリット値を予め検査前に測定しておきます。この3種類のデーターから人の脳血流量を求めます。
計算による測定値では、 CTと同じように断面像として表示します。
高い脳血流値を赤色系で、低い脳血流値を青色系で表示させ、視覚的に一目で脳血流値の分布が分かるようにしてあります。
検査の基本単位の脳面積は、1muです。
対象疾患
検査の対象となる疾患は、脳虚血(脳梗塞、脳血栓)、脳外傷。脳腫瘍、くも膜下出血、脳変性疾患等です。
検査の目的
形態的検査のみではわからない脳の機能的状態を知るのが目的です。
例えば脳虚血時に、薬物治療のみで良いのか外科的治療まで必要なのか 判断するために、キセノンCTを行なうことがあります。
検査を受けられる時の注意
安全ですが、軽い麻酔作用があります。検査終了後20分程で麻酔作用は消失する為、外来でできる検査ですが、
酔いによる嘔吐を避ける為、検査直前は絶食とします。
また負荷検査が必要な時には、ダイアモックス(アセタゾラミド)静注をします。この薬は、緑内障の治療で使われますが、
脳に対しては脳血流量増加作用があります。また、利尿作用がありあすが、24時間程で消失します。
予約方法等
当院では、木曜日午後に脳神経外科医により行なわれています。予約制です。周南市の開業医を通じて予約できます。