会長 挨拶
徳山医師会長の岡本冨士昭です。
平成20年4月1日より会長に就任し、平成22年4月に再任され2期目を迎えることになりました。よろしくお願いいたします。
1期2年間は多忙のうちにあっという間に過ぎましたが、その間休日夜間診療所で行っていました小児科診療を、徳山中央病院へこども救急として設置が実現したことが大変誇らしい出来事と思っています。また、その実績も着実に上がっていることも喜ばしく思っています。
また、平成21年11月の臨時総会で、長年の懸案でした徳山医師会病院本館の新築が、会員の英断で決定されました。昭和41年4月に完成した本館は築44年が経過し、耐震構造的にも、患者さんのアメニティにおいても早急な建て替えが必要でした。完成後は市民の皆様に安心・安全な医療を提供できる場として、誇れる病院を目指して頑張りたいと思います。
同21年に突然発生した新型インフルエンザには、徳山医師会は診療所、病院全ての医療機関が連携し、山口県周南健康福祉センター、周南市、下松市、光市の各行政機関が、地域を越えて感染予防、治療対策に取り組みました。多くの問題点はありましたが、より毒性の高いインフルエンザ発生を想定した訓練も含め、個々の医療機関での対応、連携体制の策定等模索し効果も上げていると確信しています。
私達の医師会は周南市全域をエリアとして、現在会員数は296名、医療機関は135です。
前述の徳山医師会病院は、全国でも珍しい385床全てがオープンシステムの病院です。平成13年には「地域医療支援病院」の指定、平成18年には「日本医療機能評価」の認定を受けています。
徳山看護専門学校は、全日制3年課程として1学年定員70人の2クラス制で、本年3月第八期生が卒業いたしました。
既設の地域包括支援センター、居宅介護支援事業所、訪問看護ステーション(4か所)、訪問介護事業所、デイサービスセンターとその需要はますます増加し、地域における保健、医療、福祉の連携・向上に努力しております。
当地域の救急医療を始めとする地域医療は、非常にうまくいっていると思います。医師会と市の共同による休日夜間急病診療所の運営、前述のこども救急は徳山中央病院の中に徳山医師会を始め下松、光市医師会の小児科医が出務する非常にユニークな運営形態を執っています。また、産婦人科の輪番制、病院群による輪番制の二次救急と、開業医、勤務医の連携がうまく取れ、病・病、病・診、診・診を軸とした当会が目指す地域完結型医療に近づきつつあると感じています。
地域医療崩壊の危機、医師、看護師の不足による診療科の閉鎖等、暗いニュースが多い中、当地域の住民の健康増進、福祉向上を目指してますます努力したいと思います。
− 平成22年4月 −