徳山医師会について

会長あいさつ

徳山医師会長 津永長門 徳山医師会長の津永 長門です。

津田廣文前会長の後を引き継ぎ、令和2年6月24日より徳山医師会の第18代会長に就任いたしました。昭和10年11月に創立し、今年で創立86周年を迎える伝統ある徳山医師会の舵取り役を任され、身の引き締まる思いであります。

昨年(2020)年は、中国の武漢で発生した新型コロナウイルス感染症が全世界、そして日本で猛威を振るった年でした。感染の拡大に備え、徳山医師会は、会員の開業医・かかりつけ医の判断で、保健所を通さずPCR検査が受けられる市の地域外来・検査センターの立ち上げに尽力いたしました。また、インフルエンザ流行期に備えるため、かかりつけ医での発熱外来を設置いたしました。年末年始には医師会病院に発熱外来を開設いたしました。そして、今は第3波の真っ只中であります。大都市では医療崩壊が叫ばれ緊急事態宣言が出されましたが、山口県、そして周南地域でも、新型コロナウイルス感染症患者が増加しており、対応する病床がひっ迫してきております。住民の皆さまにおかれましては、今一度、不要不急の外出と3密を避け、マスク・手洗いの徹底をお願いいたします。唯一の明るい兆しは、新型コロナウイルスワクチンが何種類か開発されたことで、欧米では既に接種が開始され、日本でも2月下旬以降に接種開始予定であります。現在、周南市とワクチン接種に向けて協議を開始し、一刻でも早く住民の皆さまに安心して接種したいただけるよう鋭意努めてまいります。

さて、徳山医師会は様々な事業を運営しておりますが、中核をなすのが、地域医療支援病院オープンシステム徳山医師会病院です。オープンシステムとは、かかりつけ医が入院の必要があると判断すれば、自ら主治医となり、常勤医や大学病院などからのコンサルタント医師と協力し、継続した治療が受けられるシステムです。平成25年には病院本館を新築し、患者さんのアメニティの向上に努めております。健診センターも、日帰りドック、宿泊ドックがあり、オプションも充実しております。リハビリテーション部門は、最新のロボットスーツHALを導入するなど、様々な疾患に対応出来ます。また、心臓病の患者さんの社会復帰を支援するために、心臓リハビリテーションも行っております。

徳山看護専門学校は、昭和27年に准看護師養成所として開設され、何度かの変遷を経て、医療専門課程看護科(3年課程)として20周年目を迎えました。体育館も完成し、非常時には避難施設としての役割を担っています。卒業生の8割以上が県内に就職しており、地域医療の充実に貢献しております。推薦制度、指定校制度、社会人入試、奨学金制度などがあり、看護の道を志す人を応援しています。

在宅支援事業としては、地域包括支援センター、居宅介護支援事業、訪問介護・訪問看護ステーション、定期巡回サービスなどを運営し、安全安楽で自立した在宅生活を支援しております。また、病院と診療所、薬局、介護事業所の間で、ご病気・お薬・検査結果などの医療情報を共有し、より安全で質の高い医療・介護・健康サービスを提供する「周南ケアねっと」を昨年より運営しております。

徳山医師会の使命は、なによりも地域住民の皆さまの健康を守ることであります。何かお困りのことがあれば、遠慮なくお尋ねください。

異例とも言える日々が続いておりますが、一日でも早く、以前の日常が取り戻せますよう願っております。本年もよろしくお願い申し上げます。

令和3(2021)年1月

  • 徳山医師会長津永 長門